着物美人は「足元」「腹筋」「首」がポイント!


「足元」「腹筋」「首」のポイントをおさえて、着物美人に!
着物の特性を考え少し気を付けるだけで、見違える程素敵になります。
ポイントは大きく分けて3つ。

1つ目は、足元です。洋服と違い、やや内股が美しいです。
また、歩幅は10センチ程度が着崩れません。
足の運びも特有で、つま先からすり足気味に運んでいきます。
歩く時つまを持つ事も忘れてはならない動作です。

2つ目のポイントは、腹筋です。
帯にお腹を置く姿勢をとる方を良く見かけますが、
帯は、お腹を乗せる為のものではありません。
腹筋を使い、しっかりと上体を保ちましょう。
また、同時にヒップも引き寄せて立ちます。
着物姿では、ヒップラインも意外と目立ちます。

3つ目は、頭部です。
昔より、「首が長いことは美人の条件」といわれて参りました。
和服姿の襟足からにスラリと伸びた長い首は、艶やかで大変美しいです。
「生まれつき短い」なんておっしゃらないで下さい。
首の骨、「頚椎」の数は、どの人間にも同じ数しかありません。
首のラインの美しさを構成する重要な要素は、鍛えられた筋肉です。
筋肉でしっかり頭を支えましょう。

毎日の心がけで首のラインが変わってきます。
また、筋肉を意識した首は後ろから見ても美しいものです。
着物姿の場合、うなじは美しさをあらわす大切な場所です。
美しいうなじは、美しい姿勢から生まれます。

あまり硬く考えずに、上記のポイントを踏まえているだけで、振る舞いは違ってくる筈です。
素敵な着物姿で大和撫子の美しさを継承しましょう!